【賢く気高い猫ちゃん】
ブラッシングも1日1回程度で良く 抜け毛なども他の種類に比べ毛の生え変わりも少ないため ロシアンブルーの美しい姿を保ちつつ 一般の集合住宅の一室で飼うことが十分に可能となります
また 世話も大変な部類には入りませんのでゆっくり生活を行うことを希望する人に向いています
夜の間に帰宅をしない一人暮らしの方はロシアンブルーを飼育するのに向いてはいません さすがに ロシアンブルーも家に独りきりだと寂しがります
昼間はともかく ずっと独りで過ごしていると孤独感に苛まれますので一緒に居られる時はとことん愛情を注いであげることをオススメします
ロシアンブルーのしつけの2つのポイント
噛み癖
動物のしつけの中で、噛み癖は飼い主さんにとって一番厄介な行動です
しつけの行い方としては、根気のいる作業となります
まず 噛み癖の原因としては『遊ばせてあげられるおもちゃがない』や『興奮している場合』などが挙げられます
いずれにしても噛み癖がみられた場合は 遊んでいたとしてもその遊びを止めて 目を見て『いけません』という意思を言葉で伝えましょう
その後、ロシアンブルーを他の場所に置いて部屋を出ます
20以上経過してから、食事や遊ぶ時間を与えるようにしましょう
ポイントとしては、猫自身に『噛むとご主人が遊んでくれなくなる』ということを印象付けることが大切です
攻撃をするようになったら
ロシアンブルーの特にメスに多い行動として 発情期などに攻撃的になります
このような際には 飼い主さんが近くにいて『安全な場所』という意識を与えることが大切となっています
注意として あくまで本能の一部ですので心を広くロシアンブルーの安心できる空気感を出してあげましょう 決して怒鳴り散らすなどをしてはいけません
飼い主さんの恐い一面は先述した噛み癖のしつけ方でできるような 毅然とした態度のほうが寂しがり屋のロシアンブルーにとって 怒鳴ることより冷たい態度のほうが印象付けられます
人間の子供のようにしつけ方は慎重にしています
ロシアンブルーを飼育する際のポイント
お部屋の環境
ロシアンブルーと生活するうえで 病気の危険性がありますのでノミ取りを絶対に行います
また 行動範囲が部屋の隙間にいたるまでを凌駕しますので危険性のあるとがったものや重いものなどは撤去しておきましょう
ロシアンブルーも猫の一種ですので 高いところに物を置くことも要注意となっています 清潔な環境で育てます
食事
肥満の恐れがありますので平均体重の120%を超すことのないように気を付けます
食事は一般的なキャットフードで十分ですが 野菜などを取り入れた特製のご飯をあげることもお勧めです しかし ネコ科はネギ系の食べ物が毒となりますのでご注意が必要です
ネギにはアリルプロピルジスルファイドという成分が含まれていて 猫の赤血球の中に含まれる
ヘモグロビンを酸化させ 溶血性貧血を引き起こします 溶血性貧血になると体のすみずみにまで酸素を送ることができなくなります また 血液を造る骨髄にも影響を及ぼすことも分かっています
ネギ中毒を起こすと血尿、血便、黄疸、貧血、下痢、嘔吐などが起こり、症状が進むと痙攣を起こし死に至る場合もあります
それ以外は 飼い主さんと同じタイミングくらいでご飯を食べさせてあげると 一緒に食事をするという意識がロシアンブルーにも芽生えますので より親密な関係を築くことが出来ます
睡眠
猫の睡眠には 静かで落ち着ける空間を保ってあげることが大切です 防音をしてあげることで ロシアンブルーは健康的な一生を遂げることが出来ます
また 起きている間の運動や遊びで消費したエネルギーを睡眠中に養いまた人間の赤ちゃん同様 睡眠中にしつけなどを学びますのでリラックスした部屋を用意して睡眠を摂らせてあげることがおススメです
トイレや爪とぎの場所
最初にしっかりと教える必要があります 場所をしっかり覚えさせるためには 排泄や爪とぎするタイミングを見逃さないことが大切です まずはロシアンブルーの行動を観察することから始めましょう
トイレのサイン
・ソワソワして落ち着かない
・床の匂いを嗅ぐ
・家中を駆け回る
など落ち着きがなくなったらトイレのサインであることが多いです。そっと猫を持ち上げてトイレの場所に連れて行ってあげると失敗が少ないようです
爪とぎしたくなる時
・寝起き
・リラックスしている時(食後など)
・遊ぶ前、遊んでいる時
爪とぎは猫の本能なので止めることはできません 爪とぎにはマーキング、爪のお手入れ、ストレス解消などさまざまな意味があります
事前に爪とぎ専用の爪とぎ器を準備しておきましょう 爪とぎを始める素振りを見せたら 爪とぎ器の場所に連れていき 実際に猫の両手を持って爪を爪とぎ器に当てますそして 爪とぎの真似ごとをさせて「ここは爪とぎをしてもいい場所なんだ」と認識させるのです 覚えるまで何回か繰り返しましょう 爪とぎ器にまたたびを振りかけるのも効果的です
また 爪が伸びすぎていると お手入れするために爪をとぐこともあるので爪をチェックすることを忘れずに
ロシアンブルーなら1、2回繰り返せば場所を理解してくれるはずです もし、1~2回でできなくとも、怒ったりせず猫のペースに合わせて何度か繰り返しましょう
ロシアンブルーは他の種類の猫と比べて、段違いに頭が良く、主人の言うことも聞くほどの知能を持ち
また 比較的鳴くことも少ないため 近隣に迷惑をかけない大人しい猫として有名です
とはいえ ロシアンブルーにも十人十色ですので ありのままのロシアンブルーを可愛がってあげることをオススメします
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